成長に欠かせないカルシウム
カルシウムといえば、骨と歯の主成分として、
良く知られている栄養素です。
カルシウムの働きは、それだけではありません。
カルシウムは、血液、筋肉、細胞膜にも
存在して重要な働きをしているんです。
また、神経の伝達を助ける働きをしているので、
カルシウムが、長く足りない状態にあると、
神経がうまく働かないので、イライラした状態になってしまいます。
さらに、カルシウムが、不足した状態でいると、
血液中のカルシウム量を一定に保つために、
骨のカルシウムが溶けだし、補います。
そのため、骨のカルシウム量が減り、
骨折をしやすくなったり、
中身がスカスカの骨粗しょう症という病気を引き起こすんです。
日本人は、カルシウムの摂取量が少ないと言われています。
牛乳や乳製品が、嫌いな人は、更にカルシウムが不足しています。
成長期に大切なカルシウムは、
意識して摂取できるようにしてあげたいですね。